『足跡』を通して見るKENTA選手の魅力

現在新日本プロレスのマット上で、
さらにはマットを出て、バックステージのコメントでもファンを楽しませてくれているプロレスラーKENTA選手
現在開催中のG1 CLIMAX 32の中でも、至る所で宣伝しているのが、彼自身のこれまでの半生を振り返った初の自伝本
読んでみて感じたこと、こんな人におすすめだよ〜ってことを示していきます
あらすじ
デビュー20年を経て、新日本プロレスマットで新境地を開拓したKENTA選手の半生を振り返る自伝本。
全日本、NOAH、WWE、新日本と国内外の主要団体で山あり谷ありの激動のプロレス人生を歩み、不退転の決意でプロレス道をまい進するKENTA選手が、その覚悟を初めて語った。
amazonより
『足跡』を読んでみて感じたこと
・読みやすい
まず何よりも読みやすい
これは自伝本という形は、本としては比較的読みやすい形態なのであろうが、
それにしてもKENTA選手のいつもの軽快なトークさながらのテンポの良さが文章にも出ている気がします
もちろん多少プロレスの背景知識があるかどうかも読みやすさには影響あるかもですが…
・KENTA選手の魅力が詰め込まれている
自分はプロレスを見始めて日が浅いので、KENTA選手といえば、1.5の東京ドームで内藤選手の試合後マイク中に乱入して大ブーイングを喰らった姿と、
面白いバックステージコメントをするイメージ
けれどこの自伝本には、幼少期、野球に打ち込んだ青春時代、全日本への入門の道、NOAHでの他の選手との関わりと闘いの日々、WWEへの挑戦と挫折、現役の新日本での闘いまでの現在に繋がる姿が描かれていて、KENTA選手へのイメージがだいぶ変わりました
今の姿に繋がる過去の姿を知り、KENTA選手の魅力をより理解することができます
こんな人におすすめ!
・KENTA選手を大好きなファン
これは言うまでもないですね
ファンなら知ってることも多いかもしれませんが、より理解が深まり、より好きになると思います
・シンプルにプロレスが好きな人
特別KENTA選手が好きでなくても、2000年代以降のプロレスの流れが見えるのも読んでいて面白かった点でした
三沢選手、小橋選手、丸藤選手といった他のレスラーとのエピソードはどれも興味深かったです
・何かに挑戦したけど、挫折感を味わった人
個人的に1番刺さったのはWWE時代のエピソードでした
まず「イタミ・ヒデオ」と言うリングネームだったのも初めて知りました 笑
WWEという世界一の団体のスタイルに順応することの難しさ
怪我と手術を繰り返すもどかしい日々
挑戦と挫折の中で、日本に戻ってきて
新日本で今の地位を築いたKENTA選手の心情がよく分かり、
前向きな気持ちにさせてくれます
まとめ
いかがだったでしょうか?
この自伝本でKENTA選手のこれまでの「足跡」を知ることで、より魅力を知ることができました
さらに新日本のマットを盛り上げてくれるであろうKENTA選手の今後がますます楽しみです
もし興味が湧いたなら、ぜひ手に取って読んでみてください
ではではー