『希望の糸』を読むのをオススメする理由

2019年出版、2022年7月に文庫化された本作
東野圭吾作品の代表シリーズ
刑事「加賀恭一郎」
どんな特徴があるのか、ネタバレなしでご紹介しますので、興味が湧いたらぜひ一読してみてください
あらすじ
東野圭吾の「家族」の物語。
amazon より
「あたしは誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
加賀シリーズ最新作、待望の文庫化!
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小さな喫茶店を営む女性が殺された。
加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。
彼女の不可解な行動を調べると、ある少女の存在が浮上する。
一方、金沢で一人の男性が息を引き取ろうとしていた。
彼の遺言書には意外な人物の名前があった。
彼女や彼が追い求めた希望とは何だったのか。
正直、個人的にはこのあらすじは好きじゃないです
「あたしは誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
って部分はキャッチーだけど、本質はそこじゃないよなーって思ったり…
あくまで一意見なので、このあたりも読んでみて感じてみてほしいです
特徴
・主人公は松宮
一応加賀恭一郎シリーズなので、基本は加賀が主人公のシリーズですが、
この作品は従弟である松宮がメインのお話です
・家族がテーマ
東京での殺人事件と、金沢のある男性の秘密
物語を通してこの2つの謎が深まり、そして明らかになっていきます
この2つの謎において重要な部分が、「家族」というわけです
その真相は、、ぜひ読んでみて味わってください
読むのをおすすめする方
・ライトなミステリに触れたい方
これは東野圭吾さんの作品に一貫して言えることかもしれませんが、何より読みやすい!!
「ミステリってなんか理解するの難しそう…」
「トリックがごちゃごちゃしてよく分からなくなる…」
そういった少しミステリに苦手意識がある方でも、読みやすくとても楽しめる作品だと思いました
・「加賀恭一郎」シリーズ初めてでも気にせず読める
「加賀恭一郎」シリーズ読んだことないし、別のから読み始めたほうがいいのかなー
と悩むそこのあなた!
確かに事前知識(加賀の家族関係とか…)があったほうが理解できる部分もありますが、
正直この作品に関しては、そこはそんなに重要ではないです
なので、他の作品読んだことないからなーと足踏みせず
まず読んでみて、それからほかの作品を読むって流れでも十分ついて行けると思います。
補足すると、「加賀恭一郎」シリーズは阿部寛さん主演で「新参者」としてドラマ化もされているのでそっちでイメージ膨らませていると少しだけ読みやすいかもです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
個人的には読むか悩んでたら、ぜひまず手に取って読んでほしい作品です
気軽に、でも満足度の高いミステリが味わえる作品だと思いました
ではではー